ライトユーザー向け楽天モバイル(4G LTE/5G)のスマホプランシミュレーション【2021年版】
ここでシミュレーションしたプランは古いプランになってしまったので、別記事で2022年版の楽天モバイルのプランで作り直しました。(2022年版はこちら)
2021年は携帯会社のプランが大きく変わりそうですが、現在の毎月のスマホ料金が地味に高い。そこで、ほかの携帯会社に乗り換えてみようと考えている人向けに色々な携帯会社のスマホ料金を調べてみました。
ということで今回は2021年版の楽天モバイルのライトユーザー向けのスマホプラン(4G LTEまたは5G)を契約しようとした場合には、どの程度になるか事前調査を兼ねてシミュレーションしてみました。似たようなシチュエーションの人は、ぜひ参考にしてみてください。
※2021年4月以降の楽天モバイルのプラン(Rakuten UN-LIMIT VI)の内容になっています。
- 家族3人で利用する(必要なデータ容量は15GB、2GB、1GB)
※自分は仕事柄テザリングも使い15GBだが、家にいる時は基本的に光回線に繋がるWi-Fiを使い、外にいる時は動画や音楽など重いデータ通信はしないようにして、データ消費を抑えるようにしている。(2020年までは5GBで済んでいたけど、コロナの影響でテレワークになったので少しデータを使うようになりました) - 国内通話1回5分以内かけ放題になるようなプランを最低限付ける
※長電話はしないものの多少電話はするので、従量課金型の通話プランだと不安。 - スマホを利用する。ケータイではない。
- 1回線(15GB)はテザリングを利用する。
- 携帯ショップのサポートは特に必要ない(オンラインで自己完結できる)
- 端末本体代金はとりあえず無視
※いままでの端末を使いまわせるなら使いまわす - 家のネット回線は今使っている回線を引き続き使う(nuro 光 マンションタイプ)
※月額2,090円(税込)で使える高速ネット環境があるので大手キャリアであるようなセット割に必要な家のネット回線の乗り換えはしない。
組み合わせるスマホプラン
楽天モバイルで利用条件に当てはまるライトユーザー向けのスマホプランの組み合わせるとすると以下の通りです。
- 基本プラン
- Rakuten UN-LIMIT VI(楽天アンリミットシックス) × 3
Rakuten UN-LIMIT VI(楽天アンリミットシックス)は2021年4月1日にアップグレードした楽天モバイルの4G・5Gに対応したプラン。元々のRakuten UN-LIMIT Vの時は、データ無制限で3,278円というプランでしたが、今回のRakuten UN-LIMIT VIではデータをあまり利用しない人の場合には料金が安くなる形になり、使ったデータ量に応じて4段階に変わる料金体系に。(1GBまでは月額0円というのは驚異的…)
- 1段階目(1GBまで):0円 ※1回線目のみ。2回線目以降は1,078円
- 2段階目(3GBまで):1,078円
- 3段階目(20GBまで):2,178円
- 4段階目(無制限):3,278円
通話に関しても、専用アプリのRakuten LINKを使っての通話に限るものの24時間いつでもかけ放題で、契約・サポートに関しても近くの楽天モバイルショップでの対応OKという、3大キャリアのオンライン限定プランにはない魅力のあるプランになっています。
※通常の通話アプリでの通話に関しては30秒につき22円の従量課金型の通話料になる点は注意。
組み合わせた場合の月額料金
利用条件に合った楽天モバイルのプランを組み合わせた場合の月額料金は以下のようになります。
月額料金(税込) | ||
---|---|---|
基本料金 Rakuten UN-LIMIT VI | 1回線目(15GBまで) | 2,178円 |
2回線目(2GBまで) | 1,078円 | |
3回線目(1GBまで) | 0円 | |
合計 | 3回線合計 | 3,256円 |
1回線あたり平均 | 1,085円 |
月1GBまでの月額0円は2回線目の場合は適用されないものの、楽天ID基準で複数回線カウント扱いするようで、楽天IDをそれぞれ別にして契約をすることで、家族複数回線でもそれぞれ1回線目の扱いを受けるようです。
楽天モバイルの特徴
楽天モバイルに関しての特徴をいくつか挙げるとすると以下のようなものがあります。
プランはRakuten UN-LIMITのみ
MNOとしての楽天モバイルのプランはRakuten UN-LIMITのひとつだけ。楽天モバイルは最後発のMNOということもあるためか徹底的に他社に対抗したプラン構成になっていて、データや通話を多く使う人から使わない人まで、幅広い層に安価で利用できるような料金体系になっています。
契約期間の縛りがない
携帯会社の契約といえば2年契約の縛りがあるという印象がありますが、Rakuten UN-LIMITは契約期間の縛りがありません。解約したいタイミングで解約できるのはユーザーにとってはメリットといえます。
また、事務手数料などの各種手数料も0円な点も魅力的。
店頭での契約・サポートも受けられる
月額3,000円くらいでデータ量もそこそこ使えるプランは、「オンライン限定では?」と思いそうですが、Rakuten UN-LIMITはオンライン限定プランではなく、近くの楽天モバイルショップでの契約・サポートも受けられます。
対象プランの注意点
今回の楽天モバイルのプランを選択した場合にはいくつか注意しておくべきことがあります。
楽天回線エリアは広くはない
楽天モバイルのMNOとしてのサービス提供は開始してからまだ1年程度ということで、まだ完全にはエリアが広がり切っていません。サービス開始時点と比べれば広域になってはいるものの、3大キャリアと比べてしまうと、まだ対応エリアが狭いです。
3大キャリアの通信回線の帯域にはプラチナバンドという、山間部や建物の内部など、電波が届きにくい箇所にも電波が通りやすい帯域を持っていますが、楽天モバイルにはこのプラチナバンドの帯域を割り当てられていません。
そのため、山間部や建物内部では電波が入りにくい場合がある点を留意しておきましょう。
パートナー回線は月5GBまで
楽天回線の提供エリアがまだ狭いこともあり、楽天回線を利用できない場合は、パートナー回線(au回線)を利用することができます。ただし、パートナー回線はデータ無制限ではなく、月5GBまで高速データ通信ができるにとどまり、月5GB以上パートナー回線を利用すると最大1Mbpsまで速度制限を受けるため、楽天回線の提供エリア外の人にとっては、利用メリットが薄れてしまいます。
楽天モバイルの強み
楽天モバイルは最後発のMNOですが、楽天モバイルの強みはどのようなものがあるかをまとめると以下のようなものがあります。
- 困った時には全国にあるショップでのサポートを受けることが可能
- 幅広いユーザー層に安価で利用できる料金体系(データ・通話の利用量が多い人にも少ない人にもしっかり対応)
- MNOで自社提供の回線をもっているため、楽天回線利用時であれば、通信速度は高速。
※ただし、サービス運用実績が少ないため、安定的かはやや微妙
楽天モバイルの弱み
強みがあれば、当然弱みもあります。楽天モバイルの弱みはどのようなものがあるかをまとめると以下のようなものがあります。
- 3大キャリアと比べると回線網に難あり
※プラチナバンド帯域をもってなく、楽天回線エリアがまだ狭く広がり切っていない。 - MNOとしての運用実績がまだ少ない
この記事を書いた人
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小さな時からゲームをやり続け、現在もゲームが欠かせない。
最近やっているスマホゲームは「天空のアムネジア」や「メメントモリ」。
お友達のブロガー仲間と時々YouTubeでライブ配信をすることもあり。
家電やガジェットとかも好きで、時々携帯会社のプランやお勧めのガジェットをブログで紹介するときもあります。
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