ライトユーザー向けau(4G LTE/5G)のスマホプランシミュレーション【2021年版】

スマホ・ネット

ライトユーザー向けスマホプランシミュレーション(au編)

2021年は携帯会社のプランが大きく変わりそうですが、現在の毎月のスマホ料金が地味に高い。そこで、ほかの携帯会社に乗り換えてみようと考えている人向けに色々な携帯会社のスマホ料金を調べてみました。

ということで今回は2021年版のauのライトユーザー向けのスマホプラン(4G LTEまたは5G)を契約しようとした場合には、どの程度になるか事前調査を兼ねてシミュレーションしてみました。似たようなシチュエーションの人は、ぜひ参考にしてみてください。

※2021年3月以降のauのプランになっています。2021年2月までの内容は2020年版の方(4G版/5G版)を見てください。(少しシチュエーション変わっていますが…)

シミュレーションしている利用条件
  • 家族3人で利用する(必要なデータ容量は15GB、2GB、1GB
    ※自分は仕事柄テザリングも使い15GBだが、家にいる時は基本的に光回線に繋がるWi-Fiを使い、外にいる時は動画や音楽など重いデータ通信はしないようにして、データ消費を抑えるようにしている。(2020年までは5GBで済んでいたけど、コロナの影響でテレワークになったので少しデータを使うようになりました)
  • 国内通話1回5分以内かけ放題になるようなプランを最低限付ける
    ※長電話はしないものの多少電話はするので、従量課金型の通話プランだと不安。
  • スマホを利用する。ケータイではない。
  • 1回線(15GB)はテザリングを利用する。
  • 携帯ショップのサポートは特に必要ない(オンラインで自己完結できる)
  • 端末本体代金はとりあえず無視
    ※いままでの端末を使いまわせるなら使いまわす
  • 家のネット回線は今使っている回線を引き続き使う(nuro 光 マンションタイプ)
    ※月額2,090円(税込)で使える高速ネット環境があるので大手キャリアであるようなセット割に必要な家のネット回線の乗り換えはしない。

組み合わせるスマホプラン

auで利用条件に当てはまるライトユーザー向けのスマホプランの組み合わせるとすると以下の通りです。

  • 基本プラン
    • povo(ポヴォ) × 2
    • ピタットプラン4GLTE(4Gの場合)/ピタットプラン5G(5Gの場合) × 1
  • 通話オプション
    • 5分以内通話かけ放題 × 2
    • 通話定額ライト2 × 1
  • その他
    • 家族割プラスを適用
povo(ポヴォ)の料金

povo(ポヴォ)は2021年3月23日開始のauのプラン。月に20GBまでデータ利用でき、4Gにも5Gにも対応して税込み月2,728円の驚愕プラン。ただし、契約手続きやサポートはオンラインに限定でauショップや電話での対応は全くしてもらえないという素人にはかなり難易度の高めプラン。(通話に関しては通話オプションを付けない場合は30秒につき22円の通話料が発生する。)

ピタットプラン4GLTE/ピタットプラン5Gの料金

ピタットプラン4GLTE・ピタットプラン5Gは月に利用したデータ量に応じて3段階で料金が変わる段階性定額料金。(通話に関しては通話オプションを付けない場合は30秒につき22円の通話料が発生する。)

povoとは異なり、2年契約Nの2年契約期間の縛りがあり、更新月以外での解約には1,100円の違約金が発生する。(2年契約Nを付けない契約も可能だが、その場合月額料金が187円高くなる。)

4Gスマホか5Gスマホかで契約するプランは変わるものの料金自体は変わらない。

  • 1段階目(1GBまで):3,278円
  • 2段階目(4GBまで):4,928円
  • 3段階目(7GBまで):6,578円

※上記の料金は2年契約にした場合
※税込価格

このプランは何もしないと月7GBまで使えてしまうプランで、1GBまでに強制的にデータ消費を抑えるといったことはできないので、うっかり使い過ぎてしまわないように注意する必要があります。

povoは家族割プラスの割引適用外

auのプランはau回線を家族複数台で利用している場合、一部のプランでは月額料金の割引が適用されますが、povoの場合はこの割引適用外になります。au光とのセット割についても同様で割引適用外。

厳密にはpovoは割引自体はされないが、家族回線数のカウント対象にはなっている(ただし、2021年夏までにpovo契約をした早期申込特典の期間のみで以降の契約については家族回線数のカウント対象にならない模様)。今回のケースだと割引はピタットプラン系プランだけだが3回線以上の場合の1,100円割引が1回線分適用される形で計算されます。

組み合わせた場合の月額料金

利用条件に合ったauのプランを組み合わせた場合の月額料金は以下のようになります。

  月額料金(税込)
基本料金
povo(ポヴォ)
1回線目(15GBまで)2,728円
2回線目(2GBまで)2,728円
基本料金
ピタットプラン4GLTE/ピタットプラン5G
3回線目(1GBまで)3,278円
※2年契約Nありの場合
通話オプション
5分以内通話かけ放題

550円×2回線
※povo分のみ
通話オプション
通話定額ライト2
880円×1回線
※ピタットプラン系プランのみ
家族割引サービス
家族割プラス
3回線以上-1,100円×1回線
※割引はピタットプラン系プランのみ
合計
3回線合計9,614円
1回線あたり平均3,205円
月額料金に関する補足
  • 国内通話を24時間かけ放題にしたい人は通話オプションを「通話かけ放題(povoの場合)」「通話定額2(ピタットプラン系の場合)」にする必要がある(料金シミュレーションの通話オプションの料金からさらに1,100円×3回線分月額料金が高くなる)

auの特徴

auに関しての特徴をいくつか挙げるとすると以下のようなものがあります。

回線は安定している

MNOであるauはMVNOとは違い回線を提供している側なので、データ容量の少ないプランだとしても通信回線は安定しています。MVNOのように混雑する時間帯でも通信速度が低下しづらいので、安定した通信環境を求める人にはauは無難です。

非常にコスパが高いpovo

auといえば料金が高いイメージがありましたが、povoは直接個人に卸しているMVNOみたいな感じなのか、MVNOに負けないくらいの料金になり、ある程度のデータ容量を求める人にとっては、非常に良いコスパのプランになっています。

標準でテザリング機能についても無料で利用できる点も強みです。少し月額料金が高くなるものの通話オプション(トッピング)を付ければ、通話をする人でも安価で利用しやすくなります。

ただしpovoは色々制約が多い

povoは高コスパのプランですが、個人向けMVNOサービスみたいなものなので、制約もあります。

  • オンライン限定プランで、近くのショップ(店頭)や電話での対応は一切受け付けていません。(契約だけでなく、サポートなど一切合切がオンライン限定になる。素人にはお勧めできない。。。)
  • auのメールアドレスは利用できない。(Gmailなど代用できるメールアドレスを事前に用意しよう)
  • 各種割引が色々適用できない。(既に料金が安いので仕方がないですが…)

対象プランの注意点

今回のauのプランを選択した場合にはいくつか注意しておくべきことがあります。

povoはオンライン限定プラン

povoはオンライン限定プランなので契約手続きやサポートはauショップやインフォメーションセンターでの対応は全くしてもらえない点には注意しましょう。

ピタットプラン系プランはデータ利用量によっては高額になる

ピタットプラン系のプランはその月に使用したデータ量に応じて段階的に基本料金が変わるため、データ量を抑えられれば料金は下がり、大量に使えば料金が高くなります。

また、特定の段階でデータ量を抑えるといった仕組みはないので、料金を抑えたい場合は、自分自身で意識してデータ利用を抑えるようにする必要があります。

ピタットプラン系の速度制限時の通信速度は最大128kbps

auのピタットプラン系プランで月7GB以上利用してしまった場合に発生する速度制限時の通信速度は最大128kbpsまで遅くなります。一般的な速度制限時の通信速度ではありますが、この通信速度はかなり遅く、動画視聴などはほぼ無理な通信速度になります。

povoの通信制限時の通信速度は最大1Mbpsでこちらは最高画質は厳しいですが、少し画質を落とした動画であれば視聴可能なレベルです。

ピタットプラン系は2年契約Nにする必要がある

auのピタットプラン系プランで、料金を少しでも下げたい場合には、2年間の定期契約の縛りを付ける(2年契約N)必要があります。もし、2年契約Nを適用しなかった場合には、月額料金が187円高くなります。

ただ、2年間の定期契約の縛りを付けた方で契約した場合には、契約後2年後の最終月とその後の2か月の合わせて3か月間ある更新月以外で解約や他社へのMNPをしてしまうと契約解除料が別途1,100円発生する点には注意が必要です。

※昔のプランでは契約解除料は10,450円が相場だったので、かなり安くは安くなりましたが・・・

大手キャリアの強み

auは国内でナンバー2の大手キャリアですが、大手キャリアの強みはどのようなものがあるかをまとめると以下のようなものがあります。

  • 困った時には全国にある多数のショップでのサポートを受けることが可能
    ※ただし、最近のショップのサポートは有料での対応になることもある点には注意。

    →今回のpovoについてはショップ対応されないのでこの強みは利用できない。
  • MNOであるが故に、通信回線が安定している(遅くなりにくい)

大手キャリアの弱み

強みがあれば、当然弱みもあります。大手キャリアの弱みはどのようなものがあるかをまとめると以下のようなものがあります。

  • MVNO系やサブブランド系のプランと比べると月額料金がどうしても高めになる
    ※料金を少しでも安くするコツは、家族複数台数での契約&家のネット回線とのセット割の組み合わせを活用する
  • 1つの容量を複数回線で共有して使えるプランがない

端末を少しでも安く購入したい場合

もし、auでスマホ端末を購入したい場合に、安くする手段としては、「かえトクプログラム」を利用した購入方法です。

このプログラムは自動車を購入する時に利用する残クレのような残価設定型のプログラムで一部のスマホ機種(古い機種や安い機種は対象外の可能性が高い)で利用できるプログラムでauで端末を機種ごとに設定されている残価以外の料金を23回払いで購入し、最終回の24回目の支払いのタイミングでauに返却することで支払っていない残価分の料金が免除されるといった購入サポートプログラムです。(返却のタイミングにより、特典内容が変わります)

※かえトクプログラムは、機種によって残価額の割合が異なるため、ドコモやソフトバンクの似たプログラムと比べ、返却による免除金額と端末本体価格との割合が変わるため、どの程度免除されるのかが微妙にわかりづらいプログラムになっています。(傾向としては新型・iPhone系の機種の残価額は多めで、古い・Android系機種は残価額が少ない感じです)。言い換えると2年間のレンタルプランみたいなものと考えると良いかもしれません。)

かえトクプログラムは2年周期で新しいスマホに機種変更するような人に向いているプログラムですが、2年以上同じ機種を使い続ける人にはメリットが薄くなり、端末代を完済するまで使い込む人には意味の無いプログラムで人を選びます。

また、auに端末を下取り返却する際、破損などしている状態だったりすると、別途料金(最大22,000円(不課税))がかかるので、端末は大事に使いましょう・・・