ライトユーザー向けLinksMate(4G LTE/5G)のスマホプランシミュレーション【2021年版】

2021年は携帯会社のプランが大きく変わりそうですが、現在の毎月のスマホ料金が地味に高い。そこで、ほかの携帯会社に乗り換えてみようと考えている人向けに色々な携帯会社のスマホ料金を調べてみました。
ということで今回は2021年版のLinksMate(リンクスメイト)のライトユーザー向けのスマホプラン(4G LTE/5G)を契約しようとした場合には、どの程度になるか事前調査を兼ねてシミュレーションしてみました。似たようなシチュエーションの人は、ぜひ参考にしてみてください。
※2021年3月18日以降のLinksMateのプランの内容になっています。
- 家族3人で利用する(必要なデータ容量は15GB、2GB、1GB)
※自分は仕事柄テザリングも使い15GBだが、家にいる時は基本的に光回線に繋がるWi-Fiを使い、外にいる時は動画や音楽など重いデータ通信はしないようにして、データ消費を抑えるようにしている。(2020年までは5GBで済んでいたけど、コロナの影響でテレワークになったので少しデータを使うようになりました) - 国内通話1回5分以内かけ放題になるようなプランを最低限付ける
※長電話はしないものの多少電話はするので、従量課金型の通話プランだと不安。 - スマホを利用する。ケータイではない。
- 1回線(15GB)はテザリングを利用する。
- 携帯ショップのサポートは特に必要ない(オンラインで自己完結できる)
- 端末本体代金はとりあえず無視
※いままでの端末を使いまわせるなら使いまわす - 家のネット回線は今使っている回線を引き続き使う(nuro 光 マンションタイプ)
※月額2,090円(税込)で使える高速ネット環境があるので大手キャリアであるようなセット割に必要な家のネット回線の乗り換えはしない。
組み合わせるスマホプラン
LinksMateで利用条件に当てはまるライトユーザー向けのスマホプランの組み合わせるとすると以下の通りです。
- 基本プラン
- 18GB(音声通話+SMS+データ通信) × 1
- オプション
- 追加SIM(音声通話あり+SMSあり) × 2
- 通話オプション
- 10分かけ放題オプション × 3
LinksMateのプランは1GBから1TBまで38タイプのデータ容量から選択する定額プランで、それぞれデータ通信のみ、データ通信とSMSのみ、データ通信+SMS+通話の3タイプが用意されています。標準は4Gに対応したプランですが、無料オプションで5Gを付けることも可能です。通話に関しては専用アプリを利用した通話であれば30秒につき11円で通話が可能です。(一般的な30秒22円より安い)
データ通信のみ | SMS+データ通信 | 音声通話+SMS+データ通信 | |
---|---|---|---|
100MB | 165円 | 297円 | 517円 |
200MB | 275円 | 407円 | 627円 |
300MB | 308円 | 440円 | 660円 |
400MB | 330円 | 462円 | 682円 |
500MB | 363円 | 495円 | 715円 |
1GB | 385円 | 517円 | 737円 |
2GB | 418円 | 550円 | 770円 |
3GB | 550円 | 682円 | 902円 |
4GB | 726円 | 858円 | 1,078円 |
5GB | 858円 | 990円 | 1,210円 |
6GB | 990円 | 1,122円 | 1,342円 |
7GB | 1,111円 | 1,243円 | 1,463円 |
8GB | 1,254円 | 1,386円 | 1,606円 |
9GB | 1,353円 | 1,485円 | 1,705円 |
10GB | 1,518円 | 1,650円 | 1,870円 |
12GB | 1,738円 | 1,870円 | 2,090円 |
14GB | 1,958円 | 2,090円 | 2,310円 |
16GB | 2,178円 | 2,310円 | 2,530円 |
18GB | 2,398円 | 2,530円 | 2,750円 |
20GB | 2,618円 | 2,750円 | 2,970円 |
22GB | 2,805円 | 2,937円 | 3,157円 |
24GB | 2,992円 | 3,124円 | 3,334円 |
26GB | 3,179円 | 3,311円 | 3,531円 |
28GB | 3,366円 | 3,498円 | 3,718円 |
30GB | 3,553円 | 3,685円 | 3,905円 |
34GB | 3,927円 | 4,059円 | 4,279円 |
40GB | 4,488円 | 4,620円 | 4,840円 |
50GB | 5,148円 | 5,280円 | 5,500円 |
60GB | 5,808円 | 5,940円 | 6,160円 |
80GB | 6,908円 | 7,040円 | 7,260円 |
100GB | 7,953円 | 8,085円 | 8,305円 |
140GB | 9,933円 | 10,065円 | 10,285円 |
200GB | 12,903円 | 13,035円 | 13,255円 |
300GB | 17,875円 | 18,007円 | 18,227円 |
400GB | 22,550円 | 22,682円 | 22,902円 |
600GB | 31,900円 | 32,032円 | 32,252円 |
800GB | 40,700円 | 40,832円 | 41,052円 |
1TB | 49,500円 | 49,632円 | 49,852円 |
また、LinksMateは複数回線で利用する場合には、追加SIMを契約することで、1つのデータ容量を分け合って利用することも可能です。
組み合わせた場合の月額料金
利用条件に合ったLinksMateのプランを組み合わせた場合の月額料金は以下のようになります。
月額料金(税込) | ||
---|---|---|
基本料金 18GB(音声通話+SMS+データ通信) | 1回線目(15GBまで) | 2,750円 |
オプション 追加SIM(音声通話+SMS) | 2回線目(2GBまで) | 462円 |
3回線目(1GBまで) | 462円 | |
通話オプション 10分かけ放題オプション | 935円×3回線 ※専用アプリによる通話で 1回10分以内の国内通話かけ放題 | |
合計 | 3回線合計 | 6,479円 |
1回線あたり平均 | 2,160円 |
- 国内通話を30秒11円(要専用アプリでの通話の場合)の従量型で良い人は通話オプションを付けなくてOKなので935円×3回線は不要
LinksMateの特徴
LinksMateに関しての特徴をいくつか挙げるとすると以下のようなものがあります。
ドコモの回線網を利用
MVNOはMNOの携帯会社の回線網の一部を借りてサービス提供していますが、LinksMateはドコモの回線網を利用しています。
端末を持ち込んで契約したい場合、ドコモのSIMロックがかかった機種を利用することができますが、auやソフトバンクなどのSIMロックがかかった状態の機種は持ち込んで利用できないので、利用したい場合はSIMロックを解除した端末もしくはSIMフリーの端末を持ち込む必要があります。
データ容量のシェアが可能
LinksMateは家族など複数回線で契約したい場合には、1つのデータ容量を複数回線で分け合って利用することも可能です。分け合って利用したい場合には、追加SIMを契約する形で利用できるようになっています。
追加SIMは無料ではありませんが、各個人でデータ容量込みの回線契約をするよりは安価で利用できますが、利用できる容量を使いきってしまうと、全員速度制限になってしまう点は注意しましょう。
多くのゲームアプリのデータ消費カウントがゼロになるオプションがある
LinksMate独自の特徴としてゲームをよくする人に厚いサービスを提供しています。追加で月額550円の料金が必要になりますが「カウントフリーオプション」があり、このオプションは一部のアプリのデータ消費カウントがされなくなるオプションサービス(対象アプリでも一部データ消費カウントされる行為はある)で、TwitterやFacebookといったSNSもカウントフリーになりますが、さらに非常に多くのゲームアプリもカウントフリーになるのがLinksMate特有の特徴といえます。(ウマ〇とかはカウントフリー対象ですが、自分はよくやっているゲームアプリは残念ながら対象外…w)
また、契約しているプランによって異なりますが、ゲーム連携特典・ご利用特典というものがあり、プランを契約していることで限定アイテムやキャラクターをもらえるといったこともやっています。(対象となるゲームアプリは2021年5月時点では7アプリ。Cygames系が多め)
LinksMateの注意点
LinksMateを利用するにあたって注意をしていくつか挙げるとすると以下のようなものがあります。
2年契約はないが解約料がある
LinksMateは2年契約といった定期契約の縛りはありません。各種手数料についても多くは無料ですが、以下の3つについては手数料が発生します。
- SIMカード再発行事務手数料:1,100円
- 送料
- 沖縄を含む離島のみ:2,200円
- それ以外:1,100円
- プラン解約手数料:3,300円
※ご契約グループの最後の1枚のSIM削除お申し込み時に発生
契約時の契約事務手数料はかからないものの、SIMカードを送付する送料は発生するといった感じです。
通話は専用アプリを利用する必要がある
通話をする際は、専用アプリ「MatePhone」を使っての通話でないと、30秒につき11円ではなく、30秒につき22円の通話料がかかってしまいます。10分かけ放題オプションを利用している場合も10分以内かけ放題になるのはあくまで「MatePhone」を使った場合に適用されるので、通話は必ず「MatePhone」を利用した通話を心がけましょう。
「MVNOで通話料が高く請求された!」といった現象が発生するのは、これを無視して、スマホに初めからインストールされている標準の通話アプリでそのまま使ってしまっているといったことがチラホラあるみたいです。
5G回線を利用したい場合は無料オプションを付けること
LinksMateのプランは標準では4G回線で、5G回線は利用できません。5G回線を利用するためには無料ですが、5G回線オプションを付ける必要があります。(以前は有料オプションでしたが、2021年の携帯各社の新プランに対抗して無料化したみたいです)
MVNOの強み
LinksMateはMVNOの業者の一つですが、MVNOの強みはどのようなものがあるかをまとめると以下のようなものがあります。
- 基本料金が安い
※特に少ない容量が安く、通話機能を付けなければさらに価格が安くなる傾向がある。 - 複数回線でデータシェアできる業者がそこそこある。
※LinksMateもデータシェアができる業者のひとつ。
MVNOの弱み
強みがあれば、当然弱みもあります。MVNOの弱みはどのようなものがあるかをまとめると以下のようなものがあります。
- 自社回線ではなく借りている回線のため、通信速度が安定しない
少ない車線に多くの車が走っている状態で交通渋滞が発生している感じになるため、空いていれば速度は出せるが混雑していれば遅くなってしまう感じです。安定した通信速度を求める人はMNOのドコモ・au・ソフトバンクまたはサブブランド系のワイモバイル・UQモバイルを選ぶのが無難。 - ショップでのサポートが受けられない
全国にショップのあるドコモ・au・ソフトバンクなどの主要な携帯会社と異なり、MVNOはショップがなく、基本的にオンラインでの手続きや問い合わせになるので、スタッフに聞いたり、対応してほしい人には一人でやる勇気が必要。 - 通話かけ放題のオプション料金は若干割高。
データ通信に関してはドコモから安く提供されているようですが、通話に関してはあまり安く提供されていないようで、通話機能に関連する基本料金やオプション料金は少し割高になってしまうようです。
この記事を書いた人

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小さな時からゲームをやり続け、現在もゲームが欠かせない。
最近やっているスマホゲームは「天空のアムネジア」や「メメントモリ」。
お友達のブロガー仲間と時々YouTubeでライブ配信をすることもあり。
家電やガジェットとかも好きで、時々携帯会社のプランやお勧めのガジェットをブログで紹介するときもあります。
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