新しく購入したUMPCのOneMix3Proプラチナエディションの続き。開封、セットアップ、Windowsの軽量化までしましたが、今日はベンチマークをしてみました。UMPCの中では高スペックですが、サイズが小さくなると性能が落ちてしまう点は宿命だったりするのですが、結果はこんな感じになりました。
CrystalDiskMark7.0.0
1M Q8T1 シーケンシャルリード | 1,303.56MB/s |
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1M Q8T1 シーケンシャルライト | 597.19MB/s |
1M Q1T1 シーケンシャルリード | 1,006.05MB/s |
1M Q1T1シーケンシャルライト | 637.13MB/s |
4K Q32T16 ランダムリード | 386.36MB/s |
4K Q32T16 ランダムライト | 316.51MB/s |
4K Q1T1 ランダムリード | 41.79MB/s |
4K Q1T1 ランダムライト | 99.86MB/s |
CrystalDiskMarkはROMの性能を図るベンチマークソフトですが、OneMix3ProプラチナエディションはROMにMicro PCle NVMe SSDを使っていることもあり、HDDやeMMCと比べると半端なく速い結果になっています。
旧式の遅いWindowsを高速化する手法の一つにROMをHDからSSDに換装するとパソコンの起動時間など大幅な改善が期待できるといったことがありますが、NVMe SSDは本当に速いです。
パソコン起動時間
OneMix3Proプラチナエディションの電源を入れてからログイン認証画面(パスワード入力画面)が表示されるまでの時間を計測してみたところ、所要時間は9.7秒という結果になりました。
認証は指紋認証で一瞬で終わるので電源を入れてからすぐに作業に取り掛かれるのは満足度がとても高いです。
CINEBENCH R20
CINEBENCH R20はCPU性能を図るベンチマークソフトですが、OneMix3Proプラチナエディションのスコアは873ptsでした。省電力タイプのCPUなので、デスクトップ用のCPUと比べるとスコアは低くなってしまいますが、UMPCで使われているCPUの中ではスコアは良い部類に入ります。
ドラゴンクエストX ベンチマーク
ドラゴンクエストX ベンチマークでも計測してみました。標準画質と最高画質の2つで測ったところ、最高画質の方がスコアが少し下がりましたが、結果はともに「普通」という結果でした。
スコア | |
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標準品質 (解像度1920×1080) |
4041(普通) |
最高品質 (解像度1920×1080) |
3181(普通) |
CPU内蔵のGPU「Intel UHD Graphics(Comet Lake)」はそこまで性能が高くないので、ガチのゲームになると処理は重くなりそうですが、軽めのタイプのゲームであればそれなりにできそうです。
UMPC内部にグラフィックボードは積めないですが、高速データ通信ができる環境があれば、最近登場したGeForce Nowといったクラウドサービスを活用すれば、ガチのゲームも快適にできるかもしれない。ただし、いまは対応しているゲームの種類が多くないのが難点(無料期間があるので契約してみたけど、自分がよくやっているゲームが未対応なので、快適なのかどうかまではよくわからず…)
翌日の4日目は家でOneMix3Proプラチナエディションを利用するときの作業環境を構築したので、その内容を紹介します。
4日目の内容はこちら