この記事では、通話やメールでの利用をメインとする高齢者向けのガラケーからスマホへ乗り換えをする際におすすめのスマホプランについて解説します。
以前、嫁のご両親から、もうじきサービスが終了する3Gガラケープランの代わりになるおススメのプランがないか相談を受けたので当時2つ程、おススメのプランを紹介した内容になっています。
利用シチュエーション
ご両親のガラケーの利用状況、乗り換え後の利用シチュエーションを確認したところ以下のような感じでした。
- データ通信はほとんどしない(メール程度)
- 携帯・スマホには詳しくない(息子さんはある程度理解しているので、契約周りは息子さんが担当する)
- 通話はするのでかけ放題にしたい(24時間いつでもかけ放題のタイプ)
- 利用者は60歳以上
- 東京23区内在住
- 現在は1回線月額1,000円程度なので、できれば同水準で利用したい
- 家のネット回線はソフトバンク光を利用
乗り換え先の携帯会社・プランの方向性としては、月額料金が安く、通話かけ放題プランがあり、実店舗でのサポートを受けられるところが候補になってきます。
候補1:Rakuten最強プラン(楽天モバイル)
1つ目の候補としては、楽天モバイルのRakuten最強プラン。
Rakuten最強プランはデータ無制限(楽天回線エリアに限る)かつ専用アプリになるがRakuten LINKを使用しての通話であればかけ放題になるプラン。
月額料金はその月に使用したデータ量に応じて3段階に変わってきます。
月に利用したデータ量 | 月額料金(税込) |
---|---|
3GBまで | 1,078円 |
20GBまで | 2,178円 |
20GB以上(データ無制限) | 3,278円 |
今回の利用シチュエーション的に、データは多く使っても3GBも使わないと考えられるので、月額1,000円前後の予算に抑えることもでき、長電話もできるプランなので条件に合致しています。
2021年3月から主要な携帯会社で始まったオンライン限定プランは近くのキャリアショップでは契約とかサポートを受けることはできませんが、Rakuten最強プランは近くの楽天モバイルショップでの契約やサポートを受けることができる点も強みです。
Rakuten最強プランの弱点は、対応エリアが3大キャリアと比べると若干狭い点がありますが、東京23区内在住なので、遠くに旅行に行かない限りはそれほど問題にはなりにくいので、候補の除外要素にはしませんでした。

当時は対応エリアが狭く、プラチナバンドも未対応でしたが、このあたりの課題は解消しつつあります。
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候補2:シンプル2 S(ワイモバイル)
2つ目の候補としては、ワイモバイルのシンプル2 S。
シンプル2 Sは月4GBまで月額2,365円のプランですが、通話に関しては30秒につき22円の従量課金型となるため、かけ放題にするための月額1,980円の通話オプション「スーパーだれとでも定額+」を付ける必要があるものの、60歳以上なので「60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン」による割引やソフトバンク光を利用していることで適用できる「おうち割光セット(A)」の割引適用があり、若干Rakuten最強プランよりは月額料金がやや高くなるものの24時間いつでもかけ放題のタイプのプランを考えるとまだ許容範囲だと思うので、第2候補として提案しました。
シンプル2 Sの料金内訳
内訳 | 月額料金(税込) |
---|---|
シンプル2 S ※月4GBまで | 2,365円 |
スーパー誰とでも定額+ ※国内通話が24時間いつでもかけ放題 | 1,980円 |
おうち割光セット(A) ※ソフトバンク光利用によるセット割引 | -1,100円 |
60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン ※60歳以上限定の割引 | -1,100円 |
合計 | 2,145円 |



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ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドでソフトバンク回線と同質なので、通信品質も安定しています。新興の楽天モバイルの利用は不安を感じるようであればの対案として、今回のシチュエーション的にはワイモバイルのシンプル2 Sになるのですが、ソフトバンク光を利用していることで受けられるおうち割光セット(A)の割引の恩恵も大きく、ソフトバンク光以外の通信環境を利用していた場合には、対案の選択肢は変わってきた(もしくはRakuten最強プラン)と思います。