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【2025年最新】mineoの「マイそく」を徹底解説|少し特殊なデータ無制限プランの料金や特徴は?

この記事はPRを含みますが各サービスの紹介や評価、ランキング等に影響を及ぼすものではありません。
mineoの「マイそく」を徹底解説|少し特殊なデータ無制限プランの料金や特徴は?

mineo(マイネオ)には5つの容量から選べるデータ定額プランの「マイピタ」と、通信速度は抑制されているがデータ無制限プランの「マイそく」の2つのスマホプランが主力プランです。

この記事では、最新版マイそくの内容を料金をはじめ、初心者にもわかりやすく乗り換え検討者にも有益な視点で徹底プラン解説します。

2025年11月26日にデータ増量にアップデートされた「マイピタ」は別記事で解説しています。

目次

マイそくとはどんなプラン?

マイそく
出典:mineo(https://mineo.jp/price/mysoku/)

mineoの「マイそく」は、速度をあえて低速に抑制する代わりに、月額料金を大幅に抑えつつデータ通信が使い放題になるプランです。

主要キャリアを含め、格安SIMの中でもこのタイプのプラン提供は非常に稀なプランで、mineo独自のプランとして人気があります

最大の通信速度が「最大5Mbps」「最大1.5Mbps」など4つの通信速度のプランから、用途や予算に合わせて選べる点が特徴で、データ容量を気にしたくないけど低予算でスマホを楽しみたい人に最適です。

マイそくの強み

マイそくの強みは以下の2点が挙げられます。

マイそくの強み
  • データ使い放題プラン
  • 非常に安い月額基本料金

データ使い放題プラン

マイそくはデータ使い放題の無制限プランです。月に利用できる容量を気にすることなく(通信速度は抑制されてはいるものの)データ使い放題で通信が可能です。

また、PCやタブレットなどのテザリング利用も可能です。

一部のキャリアで見られる「3日間で10GB以上のデータ利用で通信速度抑制」ルールにマイそくも該当する点は注意。

実質的にデータ使い放題と感じられるのは上位2つのプラン

後述しますが、マイそくは通信速度が違う4つのプランから選択できますが、下位プランの2つは通信速度がかなり遅いため、データ使い放題用途というよりは、通話待ち受けやメール程度といった用途向けです。

データ使い放題用途で利用する人は上位2つのプランから選択すると良いでしょう。

非常に安い月額基本料金

データ使い放題であっても月額基本料金は非常に安価です。通信速度が一番速い最大5Mbpsのプレミアムプランでも月額基本料金2,200円と非常に安価です。

マイそくの弱み

マイそくの強みがあれば、もちろん弱みもあります。弱みとしては以下の通信速度に関する2点が挙げられます。

マイそくの弱み
  • 最大通信速度が抑制されている
  • 平日12~13時は大きく通信速度が抑制されている

最大通信速度が抑制されている

マイそくは常時通信速度が抑制されているタイプのプランです。価格とデータ容量のメリットとのトレードオフの関係があり、低速のプランであるほど、月額基本料金が安くなっています。

最高画質で動画を視聴したいなどの高速データ通信が必要な人には向いていないため、マイそくではなく、mineoのもう1つのプラン「マイピタ」の利用がおすすめです。

最大1.5Mbps以上のプランであれば画質を落とした動画視聴は可能です!(最高画質が難しいだけです)

また、混雑時はマイそく契約者よりマイピタ契約者の通信が優先される場合があるとmineo公式に明記されており、優先度に優劣が設けられています。

ご参考)最大1Mbpsの速度抑制時の通信結果の印象

mineoではありませんが、自分が使っているワイモバイルで容量を使い切った後の最大1Mbpsの通信速度でスマホ利用したときの反応は、一応ブラウジングやゲームアプリやマンガアプリなど、使えることは使えますが、高速データ通信時と比べると反応の遅さは実感できるレベルではあります。(使えるけどサクサク快適通信とはいかないといった感じです)

平日12~13時は大きく通信速度が抑制されている

このポイントだけは一番の弱点といえる内容で、絶対にNGという人がいるかもしれません。平日のお昼休みの時間帯ですが、この時間帯はマイそくでは最上位のプレミアムで最大200kbps、それ以外の3つの下位プランは最大32kbpsと後者については一般的なキャリアの速度制限時の最大128kbpsよりも遅い通信速度にまで大きく速度制限されてしまいます。

この時間帯にデータ通信はほぼできないので、平日お昼休みの時間帯にスマホアプリを使いたい人はマイそくは向いていません。(この時間帯にデータ利用したい人はマイピタ利用がおすすめです!)

最大32bpsの通信速度はPayPayなどデータ通信を利用するQR決済利用も難しくなります。(データ通信が伴わない通常の音声通話やFelica決済は通常通り使用できます。)
※LINE通話はデータ通信が伴う通話なので、使用できません
※プレミアムの200kbpsであればQR決済は利用できます。

マイピタのデータ容量がアップデートで増量でお得になりました!

料金

マイそく月額基本料金
出典:mineo(https://mineo.jp/price/)

ここからはマイそくに関する料金を解説していきます。使用する通信速度によって基本料金が変わるため、使用用途に応じたプランを選択しましょう。

月額基本料金

マイそくは4つの通信速度から選べるデータ使い放題の無制限プランです。

通話やSMS送信もできるデュアルタイプまたはデータ専用のみのシングルタイプの契約が可能です。

デュアルタイプ、シングルタイプともに同じ基本料金です。
※スーパーライトのみシングルプランの提供がありません。

マイそくの月額基本料金表

プラン名
(最大通信速度)
月額基本料金平日12~13時の
通信速度
おすすめの用途
プレミアム
(最大5Mbps)
2,200円200kbps通話やある程度の品質の動画視聴やビデオ会議も使いたい人
スタンダード
(最大1.5Mbps)
990円32kbps通話と高速データ通信を必要としないデータ通信
ライト
(最大300kbps)
660円32kbps通話とメールのみの利用
スーパーライト
(最大32kbps)
250円
※シングルタイプなし
32kbps・通話のみの利用
・障害時のバックアップ回線としての利用
 ※高速データ通信は別途オプションを利用する形
他のコースやマイピタからスーパーライトへの変更はできない点に注意!

マイそく契約後、月に1度までコース変更が可能ですが、スーパーライトは最初の契約でのみ選択可能で、後からスーパーライトへの変更ができない点注意しましょう。(マイピタからマイそくスーパーライトへのプラン変更もできません)

オプションで1日だけ高速データ通信を購入することも可能

普段は最大通信速度を抑えたデータ利用で大丈夫な人でも、ビデオ会議が急遽必要になったなど、どうしても高速データ通信をする必要が発生した場合は、1回(24時間)198円の「24時間データ使い放題」を購入することで高速データ通信が可能になります。

「24時間データ使い放題」のオプション利用時は3日間10GB以上のデータ利用による速度制限ルールは適用されなくなります。

通信速度別・用途別の利用可否目安表

mineo公式サイト内に各通信速度別、各利用用途別の利用可否の目安表があるので参考情報としてご紹介します。

用途32kbps
(スーパーライト)
200kbps300kbps
(ライト通常時)
1.5Mbps
(スタンダード通常時)
5Mbps
(プレミアム通常時)
Felica決済
(おサイフケータイ・Apple Payなど)
音声通話
(090/080などから始まる通話)
メール/メッセージ×
LINE通話などのIP電話×
QR決済/バーコード決済×
音楽ストリーミング×
テキストサイト/SNS×
画像サイト/SNS
(Instagram)
××
動画視聴(低画質 144p)×
動画視聴(標準画質 360p)×××
動画視聴(高画質 720p)××××
ビデオ会議×××

あくまで目安なので混雑状況等によって利用できない場合もあります。

また、マイそく申込の際、使用する通信回線のキャリアをドコモ(Dプラン)・au(Aプラン)・ソフトバンク(Sプラン)の3つの中から1つを選ぶ必要があります。(SプランのみeSIM未対応)

使用するエリアに対応した、キャリアを選択しましょう。
また、選択次第で、特定の有料オプションサービスが利用できない場合もある点にも注意しましょう。

家族割・複数回線割引

mineoは複数回線での契約に関しては少額ですが割引適用があります。

月額割引概要
家族割引55円割引/回線
※デュアルタイプで3回線目以降は165円割引/回線
家族で複数回線契約すると適用される割引です。
※離れて暮らす家族もOK。姓が異なる・同性パートナー・事実婚等のOK!
複数回線割引55円割引/回線
※スーパーライトは対象外
同一名義で複数回線契約の場合は、家族割引ではなくこちらの割引が適用。

複数回線割引は自動適用ですが、家族割引にしたい場合は、マイページから家族割申請を行う必要があります。

初期費用・事務手数料

契約やプラン変更の際に手数料が発生します。

マイそくの初期費用・事務手数料

料金概要
新規契約3,740円プラン契約の際にかかる事務手数料です
※厳密には契約事務手数料3,300円+SIMカード発行料(eSIMプロファイル発行料)440円の合計金額です
プラン変更時
(Aプラン⇔Dプラン⇔Sプラン)
3,740円Dタイプ・Aタイプ・Sタイプのタイプを変更する場合の手数料
※厳密には変更事務手数料3,300円+SIMカード発行料(eSIMプロファイル発行料)440円の合計金額です
タイプ変更時
(シングル⇒デュアル)
440円データ専用SIMから音声SIMに変更する場合の手数料
※厳密にはSIMカード発行料(eSIMプロファイル発行料)440円です
タイプ変更時
(デュアル⇒シングル)
3,740円音声SIMからデータ専用SIMに変更する場合の手数料
※厳密には変更事務手数料3,300円+SIMカード発行料(eSIMプロファイル発行料)440円の合計金額です
SMS契約変更時
(SMS無し⇔SMSあり)
3,740円
※Aタイプは無料
シングルタイプでSMS機能を付けたり、外したりする場合に必要な手数料
※厳密には変更事務手数料3,300円+SIMカード発行料(eSIMプロファイル発行料)440円の合計金額です
SIMカード変更
・再発行時
2,640円SIMカードを再発行等をする場合に必要な手数料
※厳密にはSIMカード再発行事務手数料2,200円+SIMカード発行料440円の合計金額です
eSIM変更・再発行時440円eSIMを再発行等をする場合に必要な手数料
※厳密にはeSIMプロファイル発行料の440円です。
回線譲渡3,300円
※三親等以内の家族
は無料
回線を他の人に譲渡する場合に必要な手数料
※物理SIMのみ対応

マイそくの通信速度を変更するだけ(コース変更)の場合は、手数料なしで変更可能です。

国内通話料金

国内通話料に関しては、デュアルタイプのみ通話が可能で、標準は30秒につき22円ですが、かけ放題になる有料オプションを付けることも可能です。種類はかなり豊富です。

マイそくの国内通話料(デュアルタイプのみ利用可能)

料金概要
(標準)30秒につき22円通話オプションを付けない場合の標準仕様
10分かけ放題月額+550円
※1回10分超の通話は30秒につき11円
1回10分以内の国内通話がかけ放題
時間無制限かけ放題月額+1,210円24時間いつでも国内通話かけ放題
10分通話パック月額+110円
※月10分超の通話は30秒につき22円
毎月440円分(1か月合計で最大10分)の通話が無料
mineoでんわ30秒につき10円専用アプリ「mineoでんわ」から国内通話の場合の通話料金
※スマホ標準の通話アプリからの通話は対象外

0570番号などの有料通話サービスへの通話についてはかけ放題の対象にならない点は注意(mineoに限った話でもありませんが…)

通話関連オプション料金

かけ放題以外の通話に関するオプションとしては以下が利用可能です。

マイそくの通話関連オプション料金(デュアルタイプのみ利用可能)

オプション名料金概要
スマート留守電月額+550円留守番電話の内容をメールやSNSで確認できる
留守番電話無料留守番電話サービス
※Sプランのみ利用可能!
グループ通話月額+220円通話中に新たに別の人を呼び出し、複数人で同時通話ができる
迷惑電話ストップ・月額+110円(A・Sプラン)
・無料(Dプラン)
迷惑電話やいたずら電話に音声ガイダンスで応対させられる
転送電話無料着信時、事前に登録している別番号に転送することができる
割込通話月額+220円通話中に別の人から着信があった場合でも、電話に出ることができる
※Aプランは利用できません
番号通知リクエスト無料非通知の番号には番号を通知するようにアナウンスする
※Sプランは利用できません

留守番電話・転送電話・番号通知リクエストは申込が必要ですが、無料で利用できるオプションです。

SMS送受信料

他のキャリアの一般的なSMS送受信料と同じで、送信のみ料金がかかります

送信1通 3~33円
※文字数によって価格が変わります
受信無料

マイピタのシングルタイプでは別途SMS基本料がかかる場合がありますが、マイそくの場合は、SMS基本料は不要です。

通信関連オプション料金

24時間データ使い放題などをはじめとした通信に関するオプションとしては以下が利用可能です。

マイそくの通信関連オプション料金

オプション名料金概要
24時間データ使い放題1回(24時間)198円購入後24時間高速データ通信が使い放題になる
※3日間10GB以上のデータ利用制限のカウント対象外
夜間フリー月額+990円22時半から翌7時半までの夜間のデータ通信が使い放題になる
※スーパーライト、ライトは利用できません
※3日間10GB以上のデータ利用制限のカウント対象外
mineoメールオプション無料@mineo.jpのメールアドレスが利用できる

その他オプション料金

通話や通信関連のオプションよりは利用者は少ないかもしれませんが、他にもセキュリティ・保証・サポート関連のオプションも利用できます。

セキュリティ関連オプション料金

セキュリティに関するオプションとしては以下が利用可能です。

マイそくのセキュリティ関連オプション料金

オプション名料金概要
ウイルスバスター モバイル 月額版月額+297円ウイルスや不正アクセスから個人情報を守れる
安心フィルタリング月額+385円危険なWebページやアプリをブロックできる
※最大2か月無料
※iOS版は利用できません
安心バックアップ月額+550円大切なデータを保護された安全なインターネット上に保管できる
※最大2か月無料

未成年の学生がAndroidスマホを利用する場合には、安心フィルタリングを付けておくと安心です。

保証関連オプション料金

保証に関するオプションとしては以下が利用可能です。

マイそくの保証関連オプション料金

オプション名料金概要
mineo端末安心保証月額+605円mineo端末の故障時に、交換用端末の提供を行うサービス
mineo端末安心保証 for iPhone月額+550円~1,100円落下や水没など、端末が故障しても最短翌日に交換用端末を提供するサービス
持込み端末安心保証サービス月額+550円お手持ちの端末の故障時に、故障端末の修理や交換用端末を提供するサービス

mineoで購入していない端末の保証オプションもあります。
スマホ端末を故障・破損させず長期間利用できる人には不要なオプションです。

サポート関連オプション料金

サポートに関するオプションとしては以下が利用可能です。

マイそくのサポート関連オプション料金

オプション名料金概要
スマホ操作アシスト月額+275円スマホの操作、細かい設定方法など、さまざまなお悩み・お困りごとをサポート
※オペレーターが遠隔で画面を見ながらサポート
訪問サポート9,900円/台ご自宅に伺ってお困りごとを直接サポート
※離島の場合は別途交通費が発生

スマホに不慣れなご高齢者など、mineoスタッフに直接サポートを希望する人は利用検討しても良いかもしれません。

マイピタとどちらがお得か?

マイピタはかつては完全データ定額制のプランでしたが、2025年11月~12月のアップデートによって、高速データ通信の完全データ定額と速度抑制されているデータ使い放題が合わさったプランに変わり、マイそくに近い感じのサービスに変わりました。

そうなるとマイそくとマイピタとの違いが気になる人もいるのではないでしょうか?

そこで、マイピタとマイそくを価格の安い順から一覧にしてみました。通信速度についても併記しています。

マイピタの通信速度は2025年12月10日以降のアップデート後の内容でまとめています。

マイそく・マイピタ比較(デュアルタイプ ※通話SIM)

プラン月額料金毎月の高速データ
通信容量
データ無制限
最大通信速度
マイそく(スーパーライト)250円なし最大32kbps
マイそく(ライト)660円なし最大300kbps
※平日12~13時は最大32kbps
マイそく(スタンダード)990円なし最大1.5Mbps
※平日12~13時は最大32kbps
マイピタ 3GB1,298円3GB最大1Mbps
※mineoスイッチON時
マイピタ 7GB1,518円7GB最大1Mbps
※mineoスイッチON時
マイピタ 15GB1,958円15GB最大3Mbps
※mineoスイッチON時
マイピタ 30GB2,178円30GB最大3Mbps
※mineoスイッチON時
マイそく(プレミアム)2,200円なし最大5Mbps
※平日12~13時は最大200kbps
マイピタ 50GB2,948円50GB最大3Mbps
※mineoスイッチON時

マイそく・マイピタ比較(シングルタイプ ※データ専用SIM)

プラン月額料金毎月の高速データ
通信容量
データ無制限
最大通信速度
マイそく(ライト)660円なし最大300kbps
※平日12~13時は最大32kbps
マイピタ 3GB880円3GB最大200kbps
マイそく(スタンダード)990円なし最大1.5Mbps
※平日12~13時は最大32kbps
マイピタ 7GB1,265円7GB最大1Mbps
※mineoスイッチON時
マイピタ 15GB1,705円15GB最大3Mbps
※mineoスイッチON時
マイピタ 30GB1,925円30GB最大3Mbps
※mineoスイッチON時
マイそく(プレミアム)2,200円なし最大5Mbps
※平日12~13時は最大200kbps
マイピタ 50GB2,695円50GB最大3Mbps
※mineoスイッチON時

価格面だけで見れば、マイそくの方が安いですが、通信速度の面ではマイピタの方が優れています。

ただし、マイそく(スーパーライト)は実質通話のみしたい人向けのプラン、マイそく(ライト)は通話とメール主体の人向けといった感じなので、データを多く使いたいといった人には向いていません。

また、マイそくは特に平日昼間に極端に通信速度が下がる仕様なので、この時間帯にデータ通信をする人にも向いていません。

プレミアムを除き、一般的な速度制限時の通信速度の最大128kbpsよりも遅くなります。ほとんど何もできない状態になります。

マイピタは必要に応じて、高速データ通信をすることができるので、普段はパケット放題で通信速度を少し落として利用し、必要な時は高速データ通信をする使い方をすれば少ない容量のプランでも効果的に利用できます。

マイそくの強み・弱み
マイピタの強み・弱み
  • 通信速度を抑える代わりに料金を抑えて利用できる(データ通信もしたい人は最低でもスタンダード以上のプランを選択すること)
  • 平日12時~13時はほとんど使い物にならなくなるくらい通信速度が遅くなる
  • 常時通信速度が抑えられているため、高速データ通信が必要となる高画質で動画視聴などには向かない
  • 必要に応じて高速データ通信ができる
  • 価格はマイそくよりは高め
個人的におすすめのプラン
  • 1,000円未満で通話もデータ通信もしたい人マイそく(スタンダード)
    • 平日12~13時の速度制限を避けたい人はマイピタ3GB(1,000円を少し超えるが…)
  • 通話・データ通信・料金のバランスを求める人マイピタ15GB
    • 通常はパケット放題Plusを使い、高速データ通信は必要時だけ使うのがおすすめ

マイピタのデータ容量がアップデートで増量でお得になりました!

主要キャリアのデータ無制限プランとの比較

ここからはドコモ・au系・ソフトバンク系・楽天モバイルといった主要キャリアとのデータ無制限プランを比較してみたいと思います。

マイそくについては実質的にデータ無制限で利用できるといえるスタンダードとプレミアムを比較対象のプランとして表にまとめています。

データ無制限プラン比較

スクロールできます
キャリア・プラン名月額基本料金
(通常価格)
月額基本料金
(割引最大適用時)
通信速度制限条件備考
mineo
マイそく(スタンダード)
990円825円・最大1.5Mbps
※平日12~13時は最大32kbps
※3日間で10GB以上利用時は32kbps
mineo
マイそく(プレミアム)
2,200円2,035円・最大5Mbps
※平日12~13時は最大200kbps
※3日間で10GB以上利用時は32kbps
楽天モバイル
Rakuten最強プラン
1,078円~3,278円968~3,168円・Rakuten Link経由の国内通話は24時間いつでもかけ放題
・月に使用したデータ量に応じて3段階に料金が変動
ソフトバンク
メリハリ無制限+
5,775円~7,425円3,278円~4,928円・月200GB超の場合は最大4.5Mbpsまで速度制御あり
・テザリング等の利用は月50GBまで
月に使用したデータ量に応じて2段階に料金が変動
au
使い放題MAX+5G
6,138円~7,788円3,608円~5,258円・月200GB超の場合は最大5Mbpsまで速度制御あり
・テザリング等の利用は月60GBまで
月に使用したデータ量に応じて2段階に料金が変動
ドコモ
ドコモMAX
5,698円~8,448円2,398円~5,148円・月に使用したデータ量に応じて3段階に料金が変動
・DAZN for docomoが付帯
・海外200以上の国・地域で海外データ通信が最大30GB・15日まで無料

国内通話料金は30秒につき22円ですが、楽天モバイルのみ無料でかけ放題にする手段があります。

通信速度を常時抑えているmineoの月額基本料金は主要キャリアの無制限プランより圧倒的に安いです。

一応、楽天モバイルのRakuten最強プランは国内通話が多かったり、データをあまり使わない月があるなどがあれば、マイそくよりも安価に料金を抑えられる可能性があります。

通信速度を求めないデータ無制限利用を考えている人はマイそくは非常に有力な候補になります。

ドコモ・au・ソフトバンクも割引を最大適用できればかなり基本料金を抑えられますが、適用条件が非常に高いので、割引ができても部分的になってしまう人が大半だと思います。

基本料金面ではマイそく優位でも通信品質は主要キャリアの方が優位

主要キャリアと比べてマイそくは基本料金を安く抑えやすい点が強みですが、通信品質については主要キャリアの回線の一部を借り受けてサービス提供をしているMVNOであるmineoは特に混雑する時間帯は通信回線が安定させづらい点は弱みと言えます。さらにマイそくのプランの特性上、最大通信速度も抑えられているため、通信速度の観点も主要キャリアに劣ります。

また、国内通話に関して、主要キャリアの一部はかけ放題が標準になっているプランもあり、通話分も加味すると最終的な料金面では主要キャリア(特に楽天モバイル)よりも高くなってしまう可能性があります。

各キャリアの実際の通信速度比較

みんなのネット回線速度(https://minsoku.net/)で各キャリアの実際の通信速度をまとめているサイトがあります。参考値として、mineoと主要キャリアのそれぞれの通信速度の2025年12月時点のレポートをまとめてみました。

各キャリアの通信速度比較 ※出典:みんなのネット回線速度 2025年11月28日調査

平均ダウンロード速度平均アップロード速度平均Ping値
ドコモ158.59Mbps14.24Mbps43.15ms
au149.22Mbps17.99Mbps42.4ms
povo144.23Mbps22.55Mbps42.9ms
ahamo128.14Mbps12.95Mbps41.89ms
UQモバイル117.33Mbps15.55Mbps40.91ms
ソフトバンク115.29Mbps18.19Mbps37.73ms
LINEMO106.27Mbps17.04Mbps37.9ms
ワイモバイル101.73Mbps17.7Mbps37.58ms
楽天モバイル77.93Mbps24.31Mbps50.19ms
mineo59.11Mbps13.75Mbps59.11ms
mineo
(ソフトバンク回線)
67.42Mbps
mineo
(au回線)
55.81Mbps
mineo
(ドコモ回線)
37.47Mbps

通信環境は帯域が広い主要キャリアの方が優れています。
上記のmineoは高速データ通信モードのプランも含んでいるです。常時最大通信速度を抑えたマイそくは当然、上記のような通信速度を出すことができません。

マイピタのデータ容量がアップデートで増量でお得になりました!

マイそくはどんな人におすすめ?

マイそく利用は以下のような人に向いているスマホプランです。

マイそく利用に向いている人
  • 通話のみできれば良い人(スーパーライト)
  • 障害時用のサブ回線を持っておきたい人(スーパーライト&メイン回線とは違うキャリア回線使用)
  • 通話とメール程度しか利用しない人(ライト)
  • データ通信はいっぱいしたいが、月額基本料金を極力抑えたい人
  • 動画視聴の画質は低くても良い人
  • ある程度の通信速度があれば問題が無い人
  • 平日の12時~13時にデータ通信をしない人

よくある質問

今回のマイそくに関してよくある質問についてまとめました。

マイそくは本当にデータ使い放題ですか?

はい。

基本的にはデータ使い放題で利用できます。ただし、以下の制約があります。

マイそくの制約条件
  • 最大通信速度が抑えられている(4種類から選択)
  • 平日12~13時は最大32kbps(プレミアムのみ最大200kbps)に極端に通信速度が抑えられる
  • 直近3日間で10GB以上のデータ通信をすると32kbpsまで通信速度が抑制される可能性がある

1.5Mbpsや5Mbpsで動画は見られますか?

はい。最高画質での動画視聴は厳しいかもしれませんが、少し画質を落とした形であれば動画視聴も可能です。

動画視聴品質の目安
  • スタンダード(1.5Mbps)標準画質(360p)までなら視聴可能
  • プレミアム(5Mbps)高画質(720p)までなら視聴可能

平日の12時~13時は全く使えませんか?

スタンダード以下のプランの場合は最大32kbpsとなるため、メール/メッセージ程度しかデータ通信ができなくなります。(Felica決済や音声通話は大丈夫です!)

プレミアムのみ最大200kbpsで利用できますが、あまりデータ通信でできることは多くはありません。

平日12時~13時のプレミアム(200kbps)でできること
  • Felica決済(おサイフケータイやApple Payなど)
  • 音声通話(090/080などから始まる通話)
  • メール/メッセージ
  • LINE通話などのIP電話
  • QR決済/バーコード決済

音楽ストリーミングとSNS(テキストサイト)も快適ではないものの動作する場合もあります。

平日のお昼の時間帯も安定したデータ通信をしたい人はマイそくよりマイピタの利用を検討しましょう。

マイそくはテザリングできますか?

はい。全プランでテザリング可能です。

ただし、スーパーライト、ライトは通信速度が遅いため、テザリング利用には向いていません

1.5MbpsのスタンダードはWeb会議や大容量ダウンロードには不向きですが、タブレットやPCでの軽い作業程度なら問題なく使うことができます。

3日間10GB以上の利用で速度制限が発生するルールはテザリング利用でも適用されるので、短期間での使い過ぎには注意しましょう。

オンラインゲームはプレイできますか?

タイムラグが気になるジャンル(FPS・オンラインアクションゲーム)は不向きです。

ただし、パズルゲームや一部のソーシャルゲーム(高速データ通信を多用しないもの)などであれば問題なく遊べます

ゲーム目的なら、マイそくよりは高速データ通信ができるマイピタのほうが向いています

マイそくはサブ回線として使えますか?

はい。サブ回線として非常に相性が良いプランです。

マイそくがサブ回線に適している理由
  • 料金が安い
  • ドコモ・au・ソフトバンク回線から選択可能(メイン回線とは違うキャリアの回線で契約できる)
  • テザリングも可能
  • 必要に応じて1日(24時間)単位で高速データ通信にすることも可能

メイン回線のキャリアとは違うキャリアの回線でマイそくを契約しておくと、メイン回線が通信障害で利用できなくなった時の代替として有効に活用できます。

マイそくとマイピタはどちらがおすすめ?

用途によってプランを選びましょう。

マイそくが向いている人
マイピタが向いている人
  • 料金をとにかく安く抑えたい
  • データは多く使いたいが良いが通信速度はあまり求めない
  • サブ回線として利用したい
  • 平日のお昼もデータ通信をする
  • 高速データ通信をしたい
  • ゲームやリモート会議で使う

マイそくもマイピタも通信速度が制御された形のデータ使い放題が可能です。

マイそくのコース変更は簡単ですか?

mineoのマイページ内「コース変更」から、簡単にプラン変更可能です。

ただし、月途中での切り替えで即時切替はできません。手続きを行った時期によって適用月が変わります。

マイそくコース変更の適用月

1日~25日に手続き翌月1日から適用
26日~月末に手続き翌々月1日から適用
スーパーライトへのコース変更変更できません

ギガ(データ容量)を追加購入することはできますか?

マイそくは通信速度を抑えた形でのデータ使い放題プランのため、ギガの追加購入といったものはありません

速度抑制を外し高速データ通信をしたい場合には1日(24時間)高速データ通信ができるようになる「24時間データ使い放題」のオプション(1回198円)を購入することで制限を外すことは可能です。

ただし、高速データ通信が頻繁に必要になる人はマイピタの利用をおすすめします。

通話は問題なくできますか?

はい。

OS標準の通話アプリ(音声通話・VoLTE)での通話は、データ速度に関係なく利用可能です。

データ専用SIMのシングルタイプでは通常の音声通話はできない点注意!

LINE通話などの通話も基本的には利用できますが、こちらはデータ通信で通話するタイプのため、混雑時は音質が落ちる場合があります。

LINE通話などは特に平日12時~13時の大幅に通信速度が落ちる時間帯での利用は困難になります。(プレミアムを除く)

マイピタのデータ容量がアップデートで増量でお得になりました!

まとめ|mineoのマイそくは“コスパ最強の使い放題プラン

今回はmineo(マイネオ)の「マイそく」について詳しく解説いたしました。

「マイそく」は、月額料金を抑えながらデータ通信を実質使い放題で楽しめる非常にコスパの高い料金プランです。
1.5Mbps・5Mbpsといった“低速だけど実用的な速度”を上手く活かすことで、SNS・音楽ストリーミングなど、普段のスマホ利用はほぼストレスなくこなせます。動画も画質を抑えれば利用できます。

下位2つのプランはデータを使うというよりは待ち受け専用、メールまでといった用途が異なるプランです。

もちろん、平日12〜13時の大幅な速度制限があったり、常時の通信速度を抑えたプランということもあり、高速通信に向かない点など注意点はありますが、

それを踏まえても 「月額1,000円程度でここまで使えるのはmineoだけ」 と言いたくなるほどの満足度があります。

  • スマホ代を大幅に節約したい
  • データ容量を気にせず使いたい
  • タブレット・サブ回線としてコスパを重視したい

そのようなユーザーにとって、マイそくは“最有力候補”となりうるプランです。

mineoはオンラインから申込みも簡単で、SIMの到着もスムーズ。

「毎月のスマホ代を下げたい」と感じている人は、この機会にmineoのマイそくを検討してみてはいかがでしょうか。

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mineoの「マイそく」を徹底解説|少し特殊なデータ無制限プランの料金や特徴は?

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この記事を書いた人

小さな時からゲームをやり続け、現在もゲームが欠かせない。
お友達の配信者仲間やブロガー仲間と時々YouTubeでライブ配信をすることもあり。
家電やガジェットとかも好きで、時々携帯会社のプランやお勧めのガジェットをブログで紹介しています。

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